認定看護師紹介
● 認定看護師とは
日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を持つことを認められた看護のエキスパートです。
保健師、助産師及び看護師のいずれかの免許、実務経験5年以上(うち3年以上は認定看護分野の経験)の条件を満たし、認定看護師教育機関で6ケ月・600時間以上の専門教育と研修を受けた後、認定審査に合格することで初めて認定されます。
● 認定看護分野
がん化学療法看護認定看護師 | 1名 | 緩和ケア認定看護師 | 1名 |
---|---|---|---|
透析看護認定看護師 | 1名 | 糖尿病看護認定看護師 | 1名 |
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 | 1名 | 皮膚・排泄ケア認定看護師 | 1名 |
認知症看護認定看護師 | 2名 | 感染管理認定看護師 | 1名 |
訪問看護認定看護師 | 1名 |
【がん化学療法看護認定看護師】 松永
2013年に「がん化学療法看護認定看護師」を取得しました。
がん治療には、手術療法、放射線療法、化学療法があります。その中で、がん化学療法看護認定看護師は、がん化学療法(抗がん剤治療)を受ける患者様が、安全かつ安心して治療が受けられるようにサポートしていきます。治療中に患者様がリラックスした環境のもとで安心して治療を受けられ、副作用症状が軽減でき、自宅でのセルフケアを実践できるように援助していきます。
また、チーム医療として医師、薬剤師と連携し、患者さんが自分らしく生活できるよう支えていきたいと思います。
【透析看護認定看護師】 谷沢
2005年に「透析看護認定看護師」を取得しました。
患者様一人一人の思いを大切にし、患者様の抱えている問題を共に考えられる看護師を目指し、透析医療のコーディネーターの役割を担えるよう努力しています。現在、透析センター内では、安全・安楽な透析ができるように、必要な自己管理指導を中心に患者様への指導・相談を行っています。今後は腎不全教室や個別指導など、レベルアップに努めていきたいと考えます。
【脳卒中リハビリテーション看護認定看護師】 稲葉
2015年に「脳卒中リハビリテーション看護認定看護師」を取得しました。
平均寿命が長くなり高齢者が多くなる現在において、高齢者の寝たきりの原因の第1位となる病気が脳卒中であると言われています。
脳卒中は突然発症し、意識障害や運動麻痺、高次脳機能障害などの障害が起きます。発症前とのボディーイメージの変化に戸惑う患者様・ご家族に寄り添い支援を行っていきたいと思います。急性期の時から退院後の生活を見据え「その人らしさ」を回復し、患者様が住み慣れたご自宅・地域への退院へつなげることが出来るよう活動して行きたいと思います。
【認知症看護認定看護師】 齋藤
2015年に「認知症看護認定看護師」を取得しました。
高齢化が進み、認知症を有する高齢患者様が他疾患の治療のために病院に入院する機会が増えています。緊急に入院する場面では、急な環境の変化を余儀なくされるため、混乱を招く高齢患者様が多いです。そのような中で、患者様が安全に治療を受け、安心して療養生活が送れるようにサポートします。
患者様の症状に合わせた対応を検討し、認知症の行動や心理症状が悪化しないように努め、環境を整えることで、安全に安心して生活が出来るように調整します。患者様の笑顔が少しでも多く見られるように活動していきたいと思います。
【認知症看護認定看護師】 岩崎
2021年に「認知症看護認定看護師」を取得しました。
認知症の中核障害の1つに記憶障害があります。記憶障害によって、入院していることを忘れてしまったりすることがあります。自分がどこにいるのかわからないという不安ははかりしれません。症状は人によって様々であり、何が苦痛なのか、何を不安に思っているのか、何に困っているのかをうまく言葉で伝えられない場合もあります。認知症の方に寄り添い、穏やかに過ごす時間が増えるようにサポートしていきます。認知症の方の入院中そして退院後の生活にも繋げていけるように活動していきます。
【訪問看護認定看護師】 石原
2020年に「訪問看護認定看護師」を取得しました。
ご本人とご家族が主体となって住み慣れた地域や家庭で、その人らしく暮らし続けられるように、多職種と協働し、より良い連携を図っていきます。
病気や障がいを抱えていても「自宅で家族と一緒に過ごしたい」という想いを実現するために、在宅環境を調整し安心して過ごせるように支援します。
住み慣れた自宅で自分らしく笑顔で家族と生活できるために、支援・活動していきます。
【緩和ケア認定看護師】 鈴木
2016年に「緩和ケア認定看護師」を取得しました。
緩和ケアとは身体の痛みや心のつらさなどを和らげるケアです。治療ができなくなってからではなく、治療と一緒にケアを受けることで、自分らしく充実した人生を送ることを目的としています。
患者様やご家族は重い病気によってさまざまな痛みやつらさを抱えています。その痛みやつらさが少しでも和らぐよう、多職種と連携してケアを検討していきます。また、患者様やご家族の心に寄り添い、その人らしさを大切にサポートしていけるよう努めていきたいです。
【糖尿病看護認定看護師】 見上
2021年に「糖尿病看護認定看護師」を取得しました。
糖尿病治療は、食事、運動、薬物療法など日常生活と密接に関係しています。糖尿病を患い生活する患者さん一人一人の背景や思いも尊重し、日常生活の中に治療を取り入れ、セルフケアができるように支援いたします。
【皮膚・排泄ケア認定看護師】 阿部
2021年に「皮膚・排泄ケア認定看護師」を取得しました。
皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷や褥瘡ケア、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)のケア、排泄ケアを専門的に行う看護師です。
スキンケアや排泄ケアは、看護の基本ですが、ケアに難渋する事が多く、専門的な知識やケアを提供できる、認定看護師を目指しました。
皮膚障害や排泄障害は生活の質に影響してくるため、患者様の悩みが解決できるよう、個別的なケアを提供いたします。患者様・ご家族様の生活の質を向上させ、安心し笑顔で生活できるよう、援助いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
【感染管理認定看護師】 村上
2022年に「感染管理認定看護師」を取得しました。
感染管理は、医療関連感染の予防と減少に向け、問題点を明確にし、正しい感染対策がとれるシステムの構築が求められます。院内感染対策チーム(ICT)の一員とし、院内ラウンドなどから、現場の状況に応じた、効率的で正しい感染対策の実施を支援していきたいと思います。